葵上・卒塔婆小町

昨日、美輪明宏先生の舞台、「葵上・卒塔婆小町(あおいのうえ・そとばこまち)」を拝見いたしました。
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それにしても、全国を回る中で浜松のような田舎にお越しくださることに心より感謝申し上げます。

「葵上・卒塔婆小町」は、三島由紀夫が書いた戯曲「近代能楽集」からの二編であります。
演出・美術・主演はもちろん美輪明宏さんです。
天才が書いた戯曲を天才が演じるわけですから、舞台について私のような凡才が語る言葉は何もないのです。
ただただ感動的なラストで、思わず立ち上がって拍手を贈っていたことが全てであります。

「卒塔婆小町」で、美輪さんは99歳の老婆と20歳の美女を演じるのですが、本当に美しいのですよ。
美しすぎる容貌を持って生まれた者の宿業とでも言うのでしょうか。それによって繰り返される悲劇。時空を超えて輪廻する愛。
これらは自ら時間を超越なさっている美輪さんだからこそ表現できるのではないのでしょうか。
ちょっと偉そうなことを書いてしまいましたが、理屈ではないんです。心が動くんですね。
見逃した方は残念でした。
この後もいくつかの都市で公演が続きますので、お近くの方は是非足をお運びください。
やっぱり美輪さん、素晴らしいです。
ブラボー!


情報はこちらからどうぞ。
http://www.parco-play.com/web/play/sotobakomachi/

寅さんクラシックコンサート

昨日、3月5日に蒲郡市民会館へ行ってきました。
目的は、「寅さんクラシックコンサート」でございます。
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大ホールは寅さんファンで満員でした。
コンサートは2部構成で、第1部は映画「男はつらいよ」で流れたクラシック音楽を山本祐ノ介さん指揮による「寅さんクラシックオーケストラ」が見事な演奏で聴かせてくれました。
山本祐ノ介さんは「男はつらいよ」全作品の音楽を担当された山本直純さんのご子息なのです。お父様と同様の人なつこさとユーモアで、演奏される曲が映画のどこに使われたかを解説してくださいました。自分は山本直純さんのファンで、「オーケストラがやって来た」を毎週楽しみに見ていました。祐ノ介さんはお父様を上品にした感じでしょうか。
ああ、そうそう、確かにここで流れてたよね、と頭の中に映画の場面が浮かんできます。
ちなみにピアノの小山京子さんは祐ノ介さんの奥様だそうです。

休憩を挟んで、第2部は諏訪さくらこと、倍賞千恵子さんのご登場です。ご本人です。本物のさくらさんを間近で拝見して、猫助はこの時点ですでに涙腺が緩みかけておりました。
倍賞さんはおきれいですね。
お若い頃の美しさはまさに輝くばかりのまぶしさがあるのですが、今の倍賞さんも本当にお美しいのです。お若い方には良くわからないかもしれません。倍賞さんの美しさがわかる自分は少し得をした気分になりました。
倍賞さんは、「男はつらいよ」を27年やってこられて、映画がまさに学校だったとおっしゃっていました。映画を通して人生や人との付き合い方を学んできたと。
もちろん歌声も健在です。「死んだ男の残したものは」では、迫力のある歌唱で会場は感動に包まれました。
最後は寅さんの映像が流れ、オーケストラの演奏で「男はつらいよ」の世界にたっぷりと浸りました。
アンコールでは観客が全員で主題歌を合唱しました。もちろん猫助も大きな声で歌いましたよ。途中で倍賞さんが指揮棒を振るおまけ付きで、本当に感動的なコンサートになりました。

やっぱり寅さんはいいなあ。
猫助の人生の師匠です。
自分は寅にはなれませんが、精進して立派な猫になりたいと思いました。
そして、また倍賞千恵子さんにお会いしたいと心から願う猫助でありました。

Kohhy@名古屋BlueNote

今年もあとわずかとなりました。来る年も何卒よろしくお願い申し上げます。

と、書こうと思いましたら、もう2月でした。2月ですよ。いつの間に2月。よくわかりませんな。

昨日、2月5日に名古屋ブルーノートで行われたKohhyこと小比類巻かほる様のライブに行って参りました。
ケイレブさん、お帰りなさい、お久しぶり~なライブでした。
昨夜は、Kohhy様はじめメンバーの皆さんもオープニングからトップギアに入っていたようで、最後までテンションマックスのまま会場が一体となって盛り上がりました!

おじさんは燃え尽きましたよ。久しぶりでした。
Kohhy様、やはりカッコいいっす。最高っす。

ブルーノートはスタッフの皆さんが質の高いサービスをしてくれるので、とても居心地が良いのです。最高の夜をプレゼントしてくれた皆様に心から感謝です。

みんな~、ありがとうっ!

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Newマキシシングルは公式サイトからどうぞ。
http://www.kohhy.co.jp/

YouTubeのチャンネル登録もよろしくですっ!
https://www.youtube.com/user/kohhys

川井郁子様

名古屋ブルーノートで川井郁子様のライブがあったので行ってまいりました。
コンサート会場と違い、ライブハウスは距離が近いですね。美しいお姿をしっかりと間近で拝見することができました。
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<公式サイトより拝借しました。NGであればご一報ください。>

その美しさは変わらないどころか、ますます磨きがかかったようです。ゴージャスな青いドレスで登場された瞬間に私の心は鷲づかみにされてしまいました。真正面の席に座っていたので、川井郁子様と何度も目が合う(ような気がする)わけです。そのたびに私の心臓は激しく鼓動し、息が苦しくなってくるのです。ロシア民謡の「黒い瞳」を演奏されているとき、川井郁子様の情熱的な黒い瞳に苦しむわが身を思い、ますます胸が高鳴るのです。
「これは恋なの?」
ああ、いかんいかん。隣に家内が座っているというのに、何ということを考えているのだ。でも、この胸のときめきは何でしょう。帰りの車の中で、そのことを家内に話したら大きな声で笑われ、私はめでたく「幸せなおじさん」に認定されたのです。

川井郁子様が奏でるヴァイオリンの最大の特徴はその表現力の豊かさではないでしょうか。技術だけで人を感動させることは難しいでしょう。表現者としての熱いパッションが身体からあふれ出し、弓から弦へ伝わり、ヴァイオリンがそれを増幅して私たちに伝えるのです。表現者としての熱情が核にあるから芸術たり得るのだと思います。技術は情熱を支えるものなのです。表現力が豊かであるからこそ、クラシックの範疇に収まらず、和楽器とのコラボレーション等の新しい取り組みも可能になるのでしょう。

90分間は夢のように過ぎてしまいました。私はもう何も思い残すことはない。それほど感動したのです。
私が息を引き取るそのとき、そばで川井郁子様がヴァイオリンを奏でている。もしもそんなことが実現したら、それは最高で究極に贅沢な人生の終わり方ですね。
曲はぜひ「愛の讃歌」でお願いいたします。

川井郁子様の公式サイトはこちらです。
http://www.ikukokawai.com/index.php

華麗なるコロラトゥーラ

ウイーン在住で世界的にご活躍されている田中彩子さんが辺境の地、浜松に来てくださいました。

この機会を逃すわけにはいきません。

9月16日(金)、アクトシティ浜松に行ってまいりました。

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田中彩子さんは100年に1人の逸材といわれる歌声の持ち主。

ハイコロラトゥーラの超絶技巧を駆使して、ソプラノ歌手が出せない高音域を軽やかに歌い上げてくれます。

普段のクラシックコンサートは圧倒的に女性の比率が多いのですが、今回は男性、しかもおっちゃん達がやたら目立っておりました。やはりこの美貌ですから。一目でも見たいというのが男どもの心情でしょう。

実際、舞台に登場した田中さんには猫助も息をのみました。

純白のドレスに透き通るような白い肌。そして烏の濡れ羽色の髪に黒い瞳。立ち姿が美しく、ミケランジェロが彫り出した女神像を見ているようでした。

でも、成功したのは容姿のおかげなどという意地悪な陰口を封じ込めるためには、普通の人よりも却って多くの努力が必要だったのではないでしょうか。そんなことすら想像してしまいます。

前半のクライマックスはモーツァルトの歌劇「魔笛」より「夜の女王のアリア」。

待ってました。これぞコロラトゥーラの真骨頂。モーツァルトもびっくりなさることでしょう。

後半はうって変わって深紅のドレスでした。こちらもとても素敵でした。

とても高い音域で歌われるのですが、それは決して固い音ではなく、高くても非常に柔らかく耳に心地よい声なのです。シルクのような。それを構えることなく優雅に歌う。実際はもの凄く構えているのかもしれませんが、いとも簡単に歌われているようにしか見えませんでした。

そして、感動的な歌声とおしゃべりのギャップがまたすごい。

伴奏なさっていた作曲家でピアニストの加藤昌則さんが絶妙なフォローをなさっていたので、そのしゃべり方も愛くるしく感じるわけです。

コンサート終了後にはCDやフォトブックにサインをしてもらえるというサービスがありました。

私もCDを買って列に並んだのですが、これほど長い列ができたコンサートを過去に経験したことがありません。

CDのジャケットをお渡しして、「濃い目にお願いします」と言いましたら、にっこり笑ってくださいました。たぶん他の人よりも濃い目に書いてくださったと思います。

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かくして、サインをもらわない主義の猫助にとって、福山理子様、KOHHY様に次いで3番目の例外となったわけです。


100年に1人といいますと、この次このような歌声を聴けるのは100年後になるわけですから、私はこの世におりません。あの世で天使の歌をうっとり聴いていることでしょう。

この時代に生まれたことを感謝いたします。だって、田中彩子さんの歌声は天使だって嫉妬するほどなのですから!


田中彩子様の公式サイトはこちらです。

http://j-two.co.jp/ayakotanaka/



プロフィール

猫助

Author:猫助
ウナギの里、浜松市在住。
オートバイと猫とビールをこよなく愛するオッサン。
肺年齢は89歳。

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